【六大学】明大・渡辺佳、マルチで首位打者守る エース森下は完投勝利

スポーツ報知
立大戦で完投し、今季4勝目をマークした明大・森下暢

◆東京六大学野球 第7週第1日 明大3―1立大=延長11回=(20日、神宮)

 明大はドラフト候補の渡辺佳明遊撃手(4年)が2安打1打点で打率4割1分7厘とし、首位打者の座をキープ。エース右腕の森下暢仁(まさと、3年)が、延長11回を1失点で完投勝利を挙げた。法大はドラフト候補スラッガーの中山翔太一塁手(4年)が、先制打を含む2安打2打点。ルーキー右腕の三浦銀二が、リーグ戦初完封勝利をマークし、それぞれ先勝した。

 2安打でリーグ通算94安打とした渡辺佳は、「自分の打率よりも、チームの勝ちにつながる1本を打てて良かった」。4回無死一塁から右前打で先制点につなげると、1点を勝ち越した直後の延長11回1死二塁では、左前適時打で貴重な3点目をたたき出した。法大・小林満平が2厘差につけているが、「明治としての神宮は最後になるので、連勝して悔いなく終わりたい」と、気合を入れ直した。

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