環太平洋大、小刻み継投で法大撃破 昨年は慶大に勝利、2年連続で東京六大学勢倒す

2018年11月12日5時55分  スポーツ報知
  • 8回のピンチを無失点に抑え、ガッツポーズする環太平洋大・仲尾(左)

 ◆第49回明治神宮野球大会 第3日▽大学の部準々決勝 環太平洋大4―2法大(11日・神宮)

 大学の部は、4年連続出場の環太平洋大(中国・四国3連盟)が法大に逆転勝ち。慶大を破った昨年に続く東京六大学勢撃破で、2年連続の4強入りを決めた。

 昨年の慶大に続いて東京六大学勢を沈めた。2―2の5回2死二塁、環太平洋大の仲村来唯成(らいや)が右翼へ決勝の適時三塁打を放った。「名門校の出身は少ないけど、気持ちでは負けていない」と塁上でバンザイした。

 この回に3点を奪って逆転すると「いつもはワンポイント。長くても3回ぐらい」という仲尾元貴が5回からの5イニングを無失点の好救援。元広島監督・野村謙二郎氏の弟でもある野村昭彦監督(50)は「投手は(ベンチに)7人いれた」と、用意周到な4投手の継投で2年続けて4強入りした。

 2013年1月に就任した駒大出身の野村監督は最初のミーティングで「六大学、東都に勝とうな」と宣言した。「最初は『何をいってるんだ』って笑う人もいたけど、言わないと何も起きない。実際に2年連続で勝てた」と胸を張った。今年は室内練習場の隣に寮が完成。食事を含めた環境面の充実も躍進の要因だ。

 学校がある岡山は、7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた。部員は倉敷などでがれき除去などの手伝いをした。5回に同点二塁打を放った志賀巧朗は「全国で活躍する姿を見せて、少しでも被災者を勇気づけられたら」と、初Vを贈ることを誓った。(伊井 亮一)

 ◇環太平洋大 岡山市に本部を置く私立大学。2007年に開学。体育、次世代教育、経営の3学部。野球部は10年に創部し、中国地区大学リーグは今秋まで6度優勝。全日本大学選手権は1度出場。神宮大会は4年連続5度目の出場。部員数189人。主なOBに亀沢恭平、又吉克樹(ともに中日)、松本直晃(西武)ら。甲子園春夏通算5度出場の創志学園(岡山)は系列校。

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