早大野球部OB会が12月に野球振興・普及イベントを開催 巨人・重信らが参加へ

スポーツ報知

 東京六大学リーグ・早大の野球部OB会「稲門倶楽部」が、野球人口の裾野拡大を目的とした野球振興・普及施策「野球あそびから始めようプロジェクト」を始動させる。そのキックオフイベントを12月9日に東京・西東京市内の早大・安部球場で開催する。

 同プロジェクトは、まずは少しでも多くの子供たちに野球というスポーツへの接点を持ってもらうことを目的とし、同イベントには野球未経験者や野球を離れてしまった子供たち(現在野球チームに所属していない小学3年生~6年生)を対象にするという。

 また、最も影響力を持つ現役選手が野球界の課題を解決していくリーダーになる―との観点から、活動に賛同する早大OBの現役プロ・アマ選手もこの活動に参加し、全国の子供たちにアプローチしていく。

 今年のイベントには、巨人・重信慎之介外野手(25)や先日のドラフト会議でロッテから3位指名を受けた小島和哉投手(4年=浦和学院)が参加予定だという(参加選手は追加の可能性あり)。

 同プロジェクトは、今後の主な活動として、日常的に安部球場を「遊び場」として開放しながら、子供たちの「野球遊び」を推進していく。

 巨人・重信慎之介外野手「早稲田実業、早稲田大学、読売ジャイアンツとレベルが上がるにつれ、チームに貢献して勝つことや自らの技術のレベルアップを図ってきましたが、やはり原点は野球を楽しむこと、野球遊びからスタートしていると思います。どんな事も、まずはやってみること、触れて見ることが重要だと思っています。当日、まだ本格的に野球をやっていないけども、野球に興味のある子供達との『野球遊び』を楽しみにしています」

 早大・小島和哉投手「どんなきっかけで子供たちがスポーツを始め、その後の成長にどれだけ影響しているのか、現在大学で学んでいることと重なり、今回のイベント内容に興味を持ちました。これからプロに入り、どんどん野球を好きになってもらう人を増やしていきたいので、当日はまだ野球の入口に立ったばかりの子供たちに、野球の楽しさを伝えられればと思います」

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