室蘭シャークス、比嘉新監督誕生「選手の持ち味を引き出す」

スポーツ報知
磯貝前監督(右)からバトンを受けた比嘉新監督

 社会人野球の室蘭シャークスは2日、12月から比嘉泰裕左翼手(33)が監督に就任したと発表。磯貝剛・前監督(36)からバトンを受けた比嘉新監督は「プレッシャーはあるが、選手の持ち味を引き出してチーム作りをしていきたい」と決意を表明した。

 沖縄水産、富士大を経て、シャークスのセレクションを受けたが落選。一時は香川県のクラブチームでプレーした。その後、シャークスに欠員が出たため、室蘭へ。以来、11年間現役で活躍した。

 昨季は主将としてチームをまとめ、日本選手権道予選ではJR北海道クラブとの代表決定戦でV打を放つなど勝負強さも見せた。様々な経験をつぎ込み、まずは5年ぶりの都市対抗本大会を目指す。

 ■北海道社会人野球ベストナイン表彰

 北海道地区連盟は2日、札幌市内で今年度ベストナインなどの表彰式を行った。2年連続4度目の栄誉に輝いた室蘭シャークスの小屋畑尚哉一塁手(30)が受賞者を代表してあいさつ。「今年は地震を経験し、野球ができるありがたさや喜びを実感した。来年も切磋琢磨(せっさたくま)して、全国の頂点を取れるよう盛り上げていきたい」と決意を新たにした。

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