第100回夏の甲子園の収入は約7.8億、剰余金は約2.3億

スポーツ報知
第100回記念全国高校野球選手権の収入は約7億8000万円と発表された

 日本高野連は3日、今夏の第100回全国高校野球選手権記念大会の収支決算を大阪市内で発表し、収入が7億8236万4064円、支出が5億5191万5807円、剰余金が2億3044万8239円。いずれも過去最高となった。

 第100回記念大会は史上最多56校が出場したため、開催日が2日延びた。16日間の総入場者数は史上初めて100万人を突破(101万5000人)した。安全対策を目的に実施した外野席有料化や内野席の料金を引き上げた結果、収入は第99回大会から約3億4000万円増、支出は約1億7000万円増、剰余金は約1億7000万円増となった。

 剰余金は、今年度から日本高野連と朝日、毎日両新聞社が取り組んでいる「高校野球200年構想」の事業に1億5000万円をあてる。例年通り、全国高校軟式野球選手権大会に700万円、全日本軟式野球連盟と日本学生野球協会、全国中学校軟式野球大会に各100万円を助成。指導者や審判講習会といった日本高野連事業費や第105回記念大会に向けた積み立てなどにもあて、従来と同様に全額を処分する。

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