【東都大学】駒大苫小牧時代に甲子園連覇を達成した林裕也氏が母校・駒大のコーチに 今季限りで現役引退

スポーツ報知
2004年8月19日、夏の甲子園準々決勝・横浜戦で先制ソロを放った駒大苫小牧・林裕也

 社会人野球・東芝の林裕也内野手(31)が今季限りで現役を引退し、来年1月1日付で母校の東都大学リーグ・駒大のコーチに就任することが14日、明らかになった。

 林氏は駒大苫小牧時代、2年生だった04年夏に主に「7番・二塁」で出場。準々決勝の横浜戦で現ロッテ・涌井からサイクル安打を記録するなど、通算18打数10安打、打率5割5分6厘をマークして道勢の甲子園初優勝に貢献すると、翌05年夏には主将を務め、全5試合に「1番・二塁」で出場。再び5割5分6厘の高打率をマークしてチームを57年ぶりとなる夏甲子園連覇に導いた。

 駒大では1年春から主力として活躍。3年春には打率4割で首位打者を獲得し、ベストナインにも選ばれた。3年秋以降は2部でのプレーとなったが、1部通算57試合に出場して打率2割9分5厘、3本塁打、17打点だった。

 東芝では貴重なバイプレーヤーとして9年間プレー。都市対抗に9度、日本選手権に6度出場し、13日に今季限りで現役を引退することが東芝から発表されていた。

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