きらやか銀行、村上新監督で2年ぶり都市対抗へ原点回帰

2019年3月1日5時40分  スポーツ報知
  • 選手に助言を送るきらやか銀行・村上監督

 16年、17年と都市対抗野球に出場した社会人野球・きらやか銀行(山形)に、かつて同行でプレーした村上真監督(38)が今年から就任した。“原点回帰”を念頭に置き、足元をみつめながら、2年ぶり3度目の都市対抗出場(7月13日開幕、東京ドーム)を目指す。

 1度離れたからこそ、感じることだった。村上監督は「野球をやりに来ているプライドと、企業あってこそのチーム、そのバランスが大事。会社の協力があって成り立つことは分かっていないといけない」と選手に伝えたという。16年の都市対抗で初出場初勝利するなど、全国で戦えるレベルまで力をつけた。今一度、野球が出来る環境への感謝を確認した。

 チームが一時クラブチーム化した時期もプレーした指揮官だけに「(練習も)職場の方々に配慮してもらっているのに、当たり前の部分が多くなっていた」。周囲の支えのおかげと理解し、“会社一丸”となって戦うことが大事と説いた。

 心技体、基本を大事にする。冬場は徹底した振り込みを実施した。新指揮官は「去年まで小島におんぶに抱っこ」だったと、エース格の小島康明頼みから脱却しようと鍛えた。フリー打撃や何種類ものトス打撃などに取り組み、主将で在籍7年目の藤田遼外野手(28)=常磐大=が「これまでで1番バットを振ってきた」と胸を張った。

 16年の都市対抗初出場時、村上監督は東京ドームで応援していたという。「感動しました。またあの感動を与えられるような結果を残したい」。5月には1次予選が始まる。新監督の元、気持ち新たに向かっていく。(有吉 広紀)

 ◆村上 真(むらかみ・まこと)1980年4月1日、宮城・仙台市生まれ。38歳。仙台高から東北学院大、きらやか銀行と進み、2008―09年のクラブチーム時もプレーを続けた。コーチを経て05年限りで退き、社業に専念。今年から監督就任。現役時のポジションは捕手、内野手。177センチ、80キロ。右投右打。

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