伊東南、積極策実らず あと1本出ず敗退

スポーツ報知
開誠館、6点リード守れず サヨナラ負けも本多3安打4打点

◆軟式野球 全日本少年春季大会第1日 ▽1回戦 西京4―0伊東南中(22日・草薙球場ほか)

 17年に8強入りした伊東南中は西京ビッグスターズ(京都)に0―4で敗れ、初戦で姿を消した。23日の2回戦には東海大静岡翔洋中が出陣する。

 伊東南中ナインの短すぎる“春”が終わった。三者凡退は1度。7イング中5イニングで得点圏に走者を進めたが、最後まであと一本が出なかった。永田守人監督(32)は「よくチャンスを作ってくれた。ベンチワークが痛かった」。2回1死満塁でエンドランを仕掛けるも、外角に外され三塁走者が憤死。積極策が実らなかった。

 先発した山田幸輝(2年)は粘りの投球を見せるも、4回先頭に右翼線三塁打を許しポテンヒットで先制された。「切り替えようと思ったけどボールが続いて修正できなかった」と暴投でさらに2点を献上した。永田監督は今春で異動となる。右腕は「野球だけでなく礼儀など色んなことを教わった。先生を勝たせたかった」と唇をかんだ。(武藤 瑞基)

野球

×