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オリックス・K-鈴木 被弾もKOも前向きに

2018年9月12日18時9分  スポーツ報知
  • オリックス・K-鈴木

 思い返してみても、衝撃的な本塁打だった。7月1日のウエスタンリーグ・阪神―オリックス戦(甲子園)。4回に左翼へ特大の2ランを放ったのは、その試合で先発登板していた阪神ドラフト1位の馬場皐輔投手(23)。右打席に入ると野手顔負けのフルスイングで打球をかっ飛ばした。一発を浴びたマウンド上のオリックス・ドラフト2位のK―鈴木投手(24)は、文字通り目を丸くしていた。

 同じルーキー投手に浴びた一発をどう感じていたのか。K―鈴木は少し興奮気味に振り返った。「あれは馬場がすごすぎるんです(笑い)。野手みたいなスイングしますもん。(同僚の吉田)正尚とか(日本ハム)横尾みたいな感じでしたよ。あのとき『投手だから』じゃなくて、『打者が誰であれ自分の投球を』って投げてたので」。同学年のスラッガーを引き合いに、馬場のスイングを振り返った。

 よっぽど衝撃を受けたのか、7月に行われた青森・弘前でのフレッシュオールスターでは、初対面の馬場に「絶対野手に転向してもいけるって!」と声を掛けたという。

 落胆はなかった。「ファームで結果も出て、自信もつき始めてきたときだったので。(あの一発も)また、頑張ろうって」。K―鈴木は、8月21日・楽天戦(楽天生命)でプロ初先発したが、4回4失点でプロ初白星とはならなかった。「もっとできることがあったと思う」。前向きな右腕の初白星はそう遠くないはずだ。(記者コラム・原島 海)

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