【女子プロ野球】埼玉・川端友紀、神宮で憧れ兄の同僚と同じ打席に立つのが「楽しみ」

スポーツ報知
神宮での試合をPRした、埼玉アストライアの(左から)加藤優、川端友紀、佐藤千尋

 女子プロ野球・埼玉アストライアの川端友紀内野手(29)、佐藤千尋外野手(27)、加藤優外野手(22)、辻内崇伸監督(30)が12日、東京・港区の報知新聞社を訪れ、16日に神宮球場で行われる埼玉・愛知戦をPRした。

 毎年、夏恒例となっている神宮での一戦。ヤクルト・川端慎吾(30)の妹の川端は「兄のホームグラウンドでもあるので、そこも意識しつつ、後半戦に勢いが出る試合をしたい」と、10ゲーム近い差を逆転して優勝したきっかけとなった昨年同様、ゲンの良い球場でV2への足がかりになればと語った。

 川端にとって、今年の神宮には特別な思いがある。そのプレースタイルに憧れる青木宣親(36)が7年ぶりに復帰。初めて同じ左打席に立つ。「うれしいですし楽しみ。(青木は)走攻守そろっていて何でも出来るバッター。私は左投手相手だと体が開いてしまうのですが、以前会ったときに『投手の左半身を視界に入れないと体が開かない』と助言していただき参考になりました」とぞっこん。日本代表でも付ける背番号23は青木の影響で、「兄だけでなく、青木さんの力も借りられる試合にしたい」と意気込んだ。

 主将の佐藤は「前半戦、良い試合が展開できているので、後半に向け良い試合をお見せしたい。たくさん見に来て」とアピール。一方、入団から2年間、神宮で無安打の加藤は「チャンスメークして、川端さんにつなげたい」と語った。

 埼玉は次週の21、22日には岩手・花巻球場で試合を行う。

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