村田修一「自分の中で整理して、また次に進もうかなと」…去就会見一問一答
スポーツ報知
ルートイン独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブス(BC栃木)からNPB復帰を目指してきた、前巨人の村田修一内野手(37)が1日、栃木・小山市内のホテルで自身の去就についての記者会見を開いた。7月31日の移籍期限までにオファーが届かず、NPB復帰を断念。同世代の松坂(中日)らと球界をけん引してきたスラッガーは、BC栃木の最終戦となる9月9日まで野球人としての集大成を見せる。
★村田に聞く
―どういう心境でプレーしていた?
「『村田みたいな選手になりたい』と、目標になれるように野球に取り組んできたつもりです。そこは入団した横浜の時から変わらないです」
―栃木での日々に後悔や悔いは?
「来る時から本当にお世話になって、チャンスをいただいた球団に感謝していますし、後悔はしていないです」
―松坂世代の刺激は?
「大輔の背中を追いかけてずっとやってきましたし、同級生たちに引っ張られて野球ができて幸せだった。NPBにいる選手たちは一年でも長く現役を続けてほしいと思います」
―2000安打目前だった。
「現場(NPB)に戻らないことには(残り本数は)減らない。確率の低いものを追いかけても次には進めない。自分の中で整理して、また次に進もうかなと」
―体の状態としては?
「NPBの1軍で、野球できる状態まではきていた。NPB1軍でできる全力プレーを、BCリーグで見せることができれば、また若い選手にもプラスになると思います」
―9月9日に向けて。
「エラーすることもあると思うし、ご存じのようにゲッツーを打つこともある。でも『村田のエラーが見られてよかった』『ゲッツー見られてよかったな』と、帰り際にみんながそういう話をできるようなプレーができれば」