【女子W杯】マドンナジャパン、逆転勝ちで2次ラウンド進出決定

スポーツ報知
7回に追加点を挙げ喜ぶ三浦伊織(全日本女子野球連盟提供)

◆第8回WBSC女子野球W杯 ▽オープニングラウンドB組第4戦 日本4―1キューバ(25日、米フロリダ)

 侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」は、1次(オープニング)ラウンド(R)第4戦でキューバを逆転勝ちで下し、負けなしの4勝。26日(日本時間27日)の豪州戦を待たず、各組上位3チームによる2次(スーパー)ラウンド進出を決めた。

 日本の先発は、今月初めの全国高校女子硬式野球選手権で京都両洋高を初優勝に導いた女子高生投手・坂原愛海(17)。序盤から制球が定まらず四球で走者を出すが、しっかりと抑え4回まで無安打ピッチング。しかし5回、先頭打者に安打を許すと、失策などが絡み失点。今大会初の追う展開となってしまった。

 日本打線はそれまで2安打に抑えられていたが奮起、6回に1死二塁のチャンスを作ると、三浦伊織(25)=京都=の中越え二塁打で同点。相手先発を引きずり下ろすと、1死一、三塁から船越千紘(22)=平成国際大=が逆転適時打。7回にも三浦の一打で2点を加えた。W杯4度目の出場となる三浦は、「最年少(の坂原)が抑えているのに、序盤に点を挙げられない悔しさがあった。何とかして打ちたかった」と振り返った。

 「私の采配ミスによって、彼女らのリズムを崩してしまった。悪い原因も分かったし、私も成長していかないと」と反省した橘田恵監督(35)。これで1次Rは、B組が最終戦を残し日本が4勝で首位、カナダが3勝1敗の2位で2次R進出決定。2勝2敗の豪州とキューバが最後の枠を争う。A組は日本の最大のライバル・米国が全勝で2大会ぶり2次Rを決めた。

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