BC富山・二岡智宏新監督、優勝よりも育成 乾コーチとGコンビ結成で若手積極起用

2019年1月13日6時0分  スポーツ報知
  • 新入団選手とガッツポーズを見せる(後列左から)乾、永森社長、二岡監督ら

 BCリーグ・富山GRNサンダーバーズの入団選手発表会見が12日、イオンモール高岡で行われ、新人7人が意気込みを語った。チームを率いるのは、今季から指揮を執る二岡智宏新監督(42)とコーチ兼任となった左腕、乾真大(30)の元巨人コンビ。積極的に若手を起用することで力を伸ばし、NPB入りさせる事を誓った。

 県内最大規模のショッピングセンターが、“二岡フィーバー”に沸いた。会見4時間半前からファンが並び始め、13時の開始時には300人が集結。初めて監督として公式の場に現れた二岡監督を一目見ようと、2階まで立ち見客があふれた。指揮官は「あんな場所で会見するのは新鮮味がありました。選手が話していたそれぞれのセールスポイントを伸ばしてあげたい」と代名詞の二岡スマイルを見せた。

 今季は巨人つながりの“Gライン”でチームを引っ張る。内野手出身の二岡監督が投手コーチに指名したのは、昨年リーグ2位の14勝(4敗)を挙げた元巨人の左腕・乾だ。共に日本ハムで戦った2012年には、初勝利をあげた乾を二岡が高級シャンパンと豪華な食事でお祝いした。指揮官は「すごく練習熱心で、選手を把握していて、僕の性格も知っている。ピッチャーの方はほぼ任せようかなと思う」とかつての仲間に信頼を寄せる。

 兼任コーチの依頼を乾は快諾。小学校の頃から巨人ファンで、二岡監督はスーパースター的な存在。選手、コーチとして仕事量は増えるが「大変な方がいい。実際に投球して、選手に見せられるのは兼任コーチの強み。監督に怒られないように、僕自身が抑えないと」と気持ちを引き締めた。

 年始めの会見では異例とも言えるが、優勝宣言はなし。二岡監督は「僕自身、順位目標は立てていない。勝つためなら外国人選手を使いたくなるので」とその意図を明かした。選手育成のため、経験の少ない選手も試合で起用しながら育てる方針だ。「社長からは優勝とプレッシャーをかけられているが、順位を意識するのは最後の数週間かな。NPBに1人でも多く送り出したい」と二岡監督。選手ファーストで、新たなチームを作り上げる。(中田 康博)

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