元巨人・石井義人氏、女子プロ野球コーチとして「女子野球全体のスキルアップができれば」

スポーツ報知
報知新聞社を訪問した石井義人氏(中央)は、12年に巨人が優勝したパネルをなつかしながら、磯崎由加里(左)中田友実(右)とリーグ開幕とバレンタインをPR

 西武、巨人などで活躍し、今季から女子プロ野球リーグの野手総合コーチに就任した石井義人氏(40)が14日、埼玉アストライアの磯崎由加里コーチ兼任投手(27)、中田友実外野手(23)とともに東京・港区の報知新聞社を訪問。3月23日に開幕する今季リーグのPRと新天地での抱負を語った。

 14年の現役引退後、BCリーグ武蔵のコーチや軟式野球の監督を務めていた石井氏は今年から投手総合コーチに就任した元ロッテの小林雅英氏(44)とともに、埼玉、愛知、京都の3チームを指導する。3年前にも女子プロ野球の練習を見たというが、「選手も若返ったし、男子と違って活気がある。体格の違いはあるが、下半身の使い方など、少しでもアドバイスして女子野球全体のスキルアップができれば」と期待を込めた。

 埼玉で練習を見たのはまだ2日というが、中田は「足の回転など、気づいていなかった部分を指摘してもらえて、自分の引き出しが増えた」と“NPBの技”を伝授され、笑顔。2年ぶりのベストナインとゴールデングラブ賞の奪取を目標に掲げた。

 一方、プロ5年目の磯崎は今季からコーチも兼任。「教えるのは得意ではないですが、チームでも上から2人目の年齢。自分らしい指導でチームに貢献したい」と意気込み、投手としては防御率1点台と自身最多の11勝以上を宣言。中田とともにバレンタインのチョコをふるまった。

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