BC富山・二岡智宏新監督、「1人でも多く」NPBへ(1)

2019年2月16日6時0分  スポーツ報知
  • 笑顔でノックする富山の二岡新監督(カメラ・勝田 成紀)

 BCリーグ・富山GRNサンダーバーズの新指揮官に就任した元巨人、日本ハムの二岡智宏監督(42)が、今週からチームに合流。13日には富山市内で合同自主トレが公開され、二岡監督は自らノックも行い「1人でも多くNPBに選手を送り出したい」と抱負を述べた。同石川ミリオンスターズも12日、金沢市内で合同自主トレを開始。星稜高―金沢星稜大でプレーした今村春輝内野手(22)、元巨人の長谷川潤投手(27)ら新加入7人を含む27人が汗を流した。

 富山の空は、雪交じりの曇天。「寒いです」と肩をすぼめながらも笑顔の二岡新監督は、新加入2選手を含む12選手に「昨夜は何食べた?」などと積極的に声をかけた。「ファンのみなさんも選手が野球を楽しんでのびのびやっている姿を見たいと思うし、選手も楽しくないとうまくならない」というのが“二岡流”だ。

 独立リーグを率いる指揮官が目指すのは、「1人でも多くNPBに選手を送り出す」こと。育成を重視し「勝ち負けももちろん大事だが、勝つことばかりにこだわると選手を育てられない。数をこなせる環境を作ってあげて、それぞれの長所を伸ばしてあげたい」と多くの選手にチャンスを与える方針だ。

 ルーキー2人にとって、二岡監督はあこがれの存在だ。創価大で主将として活躍した松村誠矢外野手(22)は「監督からは強く振ることを教わった。自分が野球を始めた頃にはすでにすごい選手だったので、教われるのはうれしい」と笑顔。昨季まで信越硬式クラブでプレーした東良暁内野手(25)は「テレビで見ている時から優しそうだと思っていたが、それ以上に優しい方だった」と頬を緩めた。

 元巨人の左腕、乾真大(30)は、今季から兼任コーチとして二岡監督を支える。昨季はリーグ2位の14勝(4敗)を挙げた乾は「自分もしっかりとやることが、他の後輩たちのためにもなる」とエースとしても自覚を示した。元G戦士のタッグで、サンダーバーズからNPBへの道をひらく。(勝田 成紀)

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