高野連、特待生制度の継続を決定「学校全体に非常に良い影響を与えてくれた」などの声に

スポーツ報知

 日本高野連は6日、大阪市内で特待生問題研究委員会と6月度の業務運営委員会を開き、「高校野球特待生制度」の継続を決定した。

 決定に先立ち、日本高野連は2015年度の第1回調査(高校野球特待生制度を開始した12年4月入学、15年3月卒業の特待生)に続く、2度目の実態調査を実施。15年4月入学、18年3月卒業の特待生が対象で、採用校数は455校、採用人数は1938人だった。第1回調査の457校、1952人からほぼ横ばい。採用校からは「学校生活で中心的な役割を担い、学校全体に非常に良い影響を与えてくれた」などの肯定的な意見がほとんどを締めた。

 調査結果を踏まえ、高校野球特待生制度の継続について問題はないと判断し、継続することを決定。ただ、実態調査は今後も必要不可欠との判断から、3年後に18年度入学の特待生について、第3回実態調査を行うことも決まった。

 また、16年度の特待生採用校数は462校で採用人数は1943人、17年度は475校で1994人だった。

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