【山梨】甲府工、県NO1左腕攻略!V候補の駿台甲府撃破 12年ぶり聖地へサヨナラ発進

スポーツ報知
延長サヨナラ勝ちを決め仲間と抱き合って喜ぶ甲府工ナイン

◆全国高校野球選手権 山梨大会 ▽2回戦 甲府工2x―1駿台甲府=延長11回=(10日・山日YBS)

 夏8回、春5回の甲子園出場を誇る甲府工が県NO1左腕・荘司宏太(3年)を擁する駿台甲府相手にサヨナラ勝ちし、12年ぶりの甲子園に向け初戦を突破した。今大会初の延長となった11回2死一、三塁で2番・田中の空振りを相手捕手が後逸、三走・深沢僚亮(3年)がサヨナラのホームに飛び込んだ。

 荘司はこの試合で県内最速の145キロを記録。打線はわずか3安打に抑えられるなど苦戦したが、甲府工の主将、4番・坂本司中堅手(3年)は「エースの(渡辺)涼太が懸命に投げてたので、自分達が絶対点を取らなければと思っていた。気持ちを切らさず最後まで全員で戦い、粘り勝てたのがうれしい」と満面の笑みで勝利を喜んだ。

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