【秋田】金足農・吉田輝星、150キロ出た!毎回16Kで完封

スポーツ報知
16個目の三振で完封勝利を決めた金足農・吉田輝星

◆第100回全国高校野球選手権記念秋田大会第3日 ▽2回戦 金足農2―0秋田北鷹(15日・さきがけ八橋)

 2回戦で第1シードの金足農が秋田北鷹に2―0で勝利。エース右腕の吉田輝星(こうせい、3年)が大会最速となる150キロを記録し、16奪三振で勝利に貢献した。

 秋田の剛腕がいきなり真価を発揮した。初回に147キロ、2回には150キロと剛速球で相手を仕留めていった。打線は初回に4番の打川和輝中堅手(3年)が中犠飛で先制したが、追加点を挙げられない苦しい展開。それでも「自分がダメなときは助けてもらっている。今日は自分が、という思いだった」と三振の山を築き、5回2死からの5連続を含む毎回16奪三振。「150キロは目標の一つだったので達成できてうれしい」と笑みを浮かべた。

 昨夏は県の決勝まで進みながら、明桜に1―5で敗退。悔しさを味わっているだけに「コールド勝ちよりこういう(僅差の)試合で勝てた方が次につながる。自分たちのプレーをして甲子園にいきたい」と前を見据えた。

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