【北大阪】プロ注目147キロ右腕 汎愛・羽田野、4回3失点ホロ苦発進

スポーツ報知
6回から登板した汎愛・羽田野

◆第100回全国高校野球選手権記念北大阪大会 ▽2回戦 汎愛8―4関大第一(15日・豊中ローズ)

 ほろ苦い夏初戦となった。プロ注目の最速147キロ右腕の汎愛・羽田野温生(はるき、3年)は6回から2番手で登板した。巨人などプロ9球団のスカウトや編成担当者が視察した中で、4回6安打3失点と振るわなかった。「ベストではなかった。球のキレ、変化球が定まらなかった。甘く入った球が多かった」と反省しきりだった。

 3月から右肘を痛め、春季大会後は1、2週間ノースローで調整した。昨夏の大阪大会は肺炎で2週間の入院明けだったため、1―2で敗れた準々決勝の上宮戦に投げただけ。最後の夏に完全燃焼したい思いは強い。3回戦の履正社戦に向けて「強力打線なので力を入れていきたい」。187センチの好素材は、V候補相手に真価を発揮する。

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