【西東京】早実・野村、2ラン連発も散る

スポーツ報知
試合に敗れて号泣する早実・野村

◆第100回全国高校野球選手権記念西東京大会 ▽4回戦 八王子学園八王子7―6早実(17日・ダイワハウススタジアム八王子)

 3年ぶり30度目となる夏の甲子園を目指した早実が、ノーシードの八王子学園八王子に敗れた。清宮(日本ハム)から主将を受け継いだプロ注目スラッガーの野村大樹三塁手(3年)は「日本で一番長い夏にしようと目標にしてやってきたので悔いが残ります。もっと自分たちはやれると思っていました」と号泣した。

 4点を追う7回2死一塁で、左翼場外へ2ラン。3点を追う9回1死一塁からは、高校通算68号となる2打席連続の2ランを放った。4番の存在感は見せたが、勝利には届かなかった。

清宮からゲキ 清宮からビデオレターで激励され、LINEでも思いを託された。昨夏決勝戦敗退の思いを、忘れたことはなかった。「高校野球は終わりますが、上の野球がある。どこのステージでも、日本一を目標にしていきたい」。さらなる高みを目指し、新たな一歩を踏み出す。

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