【北北海道】旭川実・吉田将伍、4打数4安打の活躍で大会打率7割超え 憧れの兄に負けない!

スポーツ報知
4打数4安打と打ちまくった旭川実の吉田

◆第100回全国高校野球選手権記念北北海道大会 ▽準々決勝 旭川実5―0紋別(18日・旭川スタルヒン)

 主砲の打撃がハンパない。旭川実・吉田将伍左翼手(3年)は初回の左前打に始まり、4回に中前打、5回に左前適時打、7回にも中前打。旭川実の吉田が4打数4安打1打点で打線を盛り上げた。2試合で7打数5安打。打率7割超えと4番にふさわしい活躍だ。

 1回戦の釧路明輝戦は「打球のイレギュラーもあってラッキーだっただけ」と手応え半分だった。前日(17日)はトスバッティングなどで打撃のポイントを修正。「きょうはきっちり合わせられた」と快音連発につなげた。

 国際武道大2年の兄・良太(20)は、6月の全日本大学選手権で準優勝。決勝で東北福祉大に敗れたが、4番手投手として1回2/3を無失点に抑えた。その兄から無料通信アプリLINEで「頼むぞ」と激励を受け、「刺激になっている」。兄は旭川実2年の時に決勝で白樺学園に負け、3年時も準決勝でクラークに敗れた。「兄を超えたい」という思いが、甲子園への原動力だ。(石井 睦)

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