【青森】弘前学院聖愛、弘前東との同地区対決制し8強 昨秋2度敗れた相手にリベンジ

スポーツ報知
延長12回1死一、三塁から決勝のセーフティースクイズを決める弘前学院聖愛・蝦名

◆第100回全国高校野球選手権記念青森大会▽準々決勝 弘前学院聖愛11―5弘前東=延長12回=(18日・はるか夢)

 弘前学院聖愛が弘前東との同地区対決に、延長戦の末11―5で勝利した。強打の相手に対し、持ち味の小技で対抗。昨秋の地区予選、県大会と2度敗れた相手に雪辱した。

 聖愛らしさを存分にみせた。「力ではかなわない。細かいところをしっかりやっていけば勝てる、と話していた」という原田一範監督(40)の考えを選手たちが実践した。1回2死三塁では、三塁走者の仕掛けた本盗が捕手の打撃妨害とボークを誘い、1点を先制。延長12回は1死一、三塁で5番・蝦名晃汰三塁手(3年)が決勝のセーフティースクイズを決めた。「2度負けていたので、やってやろうという気持ちだった」と蝦名。13年以来5年ぶりの聖地へ、これからも本領を発揮していく。(有吉 広紀)

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