【東東京】帝京が背番10の左腕・白石の好投で順当に16強入り

スポーツ報知
5安打2失点で完投した帝京の変則サイド左腕・白石

◆第100回全国高校野球選手権記念東東京大会 ▽4回戦 帝京6―2順天(19日・神宮)

 7年ぶりの出場を目指す第1シードの帝京が順天を下し、5回戦進出を決めた。背番号10のサイド左腕・白石結太(3年)が、完封目前の9回に2点を失ったが、テンポよく5安打2失点で完投勝ちした。

 前田三夫監督(69)は「最後のところは言わないといけない。緊張感が解けてた。あのデッドボールはダメ」と、リードを6点に広げた直後の9回先頭に与えた死球にダメ出しした。

 それでも「松沢を使おうかなと思ってたけど、白石がよかったからそのままで行った」と、初戦(3回戦)に続くエース右腕・松沢海渡(3年)を温存しての勝利には手応え。「ここから先は、松沢の態勢を整えて行きますよ」と、スタミナ十分のエースの奮起に期待していた。

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