【秋田】昨秋県制覇の能代松陽、コールド勝ちで5年連続ベスト8

スポーツ報知
5回コールド勝ちを決める3点本塁打を放った成田(中央)は仲間から笑顔で迎えられた(カメラ・遠藤 洋之)

◆第100回全国高校野球選手権記念秋田大会第6日能代松陽11―0西目=5回コールド=(19日・こまち)

 3回戦で昨秋の県大会を制した能代松陽が西目に11―0で5回コールド勝ち。試合時間わずか75分で、5年連続の8強に駒を進めた。

 能代松陽は2年生で4番を担う成田涼介一塁手が4打数3安打と大暴れ。5回1死二、三塁からは公式戦では初となる左翼への3点本塁打でコールド勝ちを決め「きょうはチームに貢献できて良かった。勝ち進むと連戦になるので、試合を早く終われたのも大きい」と満面の笑みを浮かべた。

 20日の準々決勝の相手は昨年敗れた秋田。2日連続の試合となるが、今回はエース左腕の佐藤開陸(かいり、3年)が2試合9回1/3を3安打無失点と絶好調。工藤明監督(42)は「チームのムードもいい。これからも強くなるチームだと思うし、何より勢いを持って挑めるのがうちの強み」と、7年ぶりの甲子園出場に自信を見せた。

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