【東東京】昨夏準V・東海大高輪台が帝京に逆転負け 1年夏からレギュラーの主将・伊東涙

スポーツ報知
東海大高輪台・伊東翼三塁手

◆第100回全国高校野球選手権記念東東京大会 ▽5回戦 帝京8―3東海大高輪台(21日・神宮球場)

 昨夏準Vの東海大高輪台が、第1シードの帝京に逆転負けを喫し、涙を飲んだ。

 4回戦まで6番だった主将の伊東翼(3年)を4番に置くなど、打順を組み替えた。功を奏して、初回に3点を先取したが、その後、帝京エースの松沢から追加点を奪えず、投手陣が踏ん張れなかった。伊東は得点には絡むも無安打に終わり「2年のときから4番に起用してくれた監督のために打ちたかったのに悔しい」と目を赤く腫らしていた。

 1年夏から大型三塁手として注目の打者だったが、大会前は打撃に苦しんでいた。大会中も本来の打撃ではなかったが、宮嶌孝一監督は、チームにさらに勢いをつけるため、大一番の帝京戦から4番に戻すことを決めていた。

 宮嶌監督は「彼がチームの柱。体も大きいし、雰囲気もある選手。寡黙だったけど、最後はしっかりとチームをまとめてくれた」と信頼していた主将をねぎらった。

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