【山形】酒田南4強進出 エース阿部雄が投打で活躍

スポーツ報知
6回2死、右越えソロを放ちガッツポーズする酒田南・阿部雄(カメラ・山口 泰史

◆第100回全国高校野球選手権記念山形大会 ▽準々決勝 酒田南5―3山形城北(21日・荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた)

 酒田南がエース・阿部雄大(3年)の投打にわたる活躍で、準決勝に駒を進めた。投げては、初回に制球を乱し押し出しなどで2点を失ったが、2回以降は立ち直り9回4安打3失点、9奪三振の力投。打っては6回2死から右越えソロを放ちダメを押した。

 阿部雄は「初回は真っすぐが高めに浮いて、低めにコントロールできなかった。(2回以降は)力でいくより、コースをついていこうと切り替えました」。打撃については「内の真っすぐが多いなと思っていた。内に来たから回ったら入りました」と振り返った。

 鈴木剛監督(37)は「入りがずっと不安で、初回を意識してたんですけどね。追う形になったのは苦しかった」と苦言。阿部雄も「立ち上がりが課題」と、24日の羽黒との準決勝へ向けて修正していく。

野球

×