近江、北村の2発でセンバツ準優勝の智弁和歌山撃破

スポーツ報知
8回、この試合2本目の左越え2ランを放つ近江・北村(中央)

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第3日▽1回戦 近江7―3智弁和歌山(7日・甲子園)

 近江(滋賀)が今春センバツ準優勝の智弁和歌山を破り、夏は4年ぶりの勝利を挙げた。智弁和歌山は3年ぶりに初戦で敗退した。

 近江は0―2の4回、北村恵吾内野手(3年)の2ランで追いつくと、5回に山田竜明一塁手(3年)のソロで勝ち越した。8回にも、北村がこの日2本目となる2ランを放つなど3点を挙げた。先発の松岡裕樹は2失点したものの、林優樹、佐合大輔、金城登耶と4投手の継投で逃げ切った。

 北村は「びっくりしている。甲子園だから打てた。人生の中で打った本塁打で一番気持ち良かった。奇跡に近い」と感激。多賀章仁監督(58)「大金星です。選手の底力、潜在能力を見せてもらった。ミラクルといっていい」と、興奮気味に振り返った。

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