智弁和歌山が3年ぶりの初戦敗退…高嶋監督「このままでは終われない」
スポーツ報知
◆第100回全国高校野球選手権記念大会第3日▽1回戦 近江7―3智弁和歌山(7日・甲子園)
今春センバツ準優勝の智弁和歌山が近江(滋賀に)敗れ、3年ぶりに初戦で敗退した。
高嶋仁監督(72)は「エンドラン、全部ミスでしたからね。バントのところもミスしている。あれだけミスしたら勝てないでしょう。クリーンアップで点が取れなかったら、しゃあない。結局点を取るところで取れていない。正直、勝てないでしょう。これでは」と悔しさをにじませた。
公式戦6戦全敗の大阪桐蔭に雪辱する機会を得られないまま聖地を去った。「それが一番心残り。桐蔭とやってね。そこまでは負けられんな、という気持ちがあった。その前にやられた。それは仕方ない。また出て来られるようなチームをつくらんと。まだまだ、このままでは終われないかなっていう、そんな気はあります。100回大会に出て来られたっていうのは運を持ってるかなと思っていますけど。200回に出て来られるはずもないので。そこまではちょっと」と、冗談交じりに記念大会を後にした。