近大付、プロ注目左腕・大石が2失点完投も08年以来の大阪勢初戦敗退

スポーツ報知

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第3日▽1回戦 前橋育英2―0近大付(7日・甲子園)

 プロ注目左腕の近大付・大石晨慈(しんじ)投手(3年)が2失点完投したが、08年の近大付以来の大阪勢初戦敗退となった。

 大石は初回こそ3者凡退に抑えたものの、2、4回に失点。6回1死から5者連続三振を奪うなど力投を見せたが、味方打線が6安打に封じられて完封負けを喫した。大阪勢の初戦完封負けは80年の北陽以来となった。

 3打数無安打に終わった4番の高倉龍侑一塁手(3年)は「南大阪代表で『大阪桐蔭がいないから、南大阪で(甲子園に)出られた』という声もあって、すごく悔しかった。甲子園で勝って、大阪桐蔭とやって、次は倒してやろうと思っていた。1回戦負けで情けないというか、期待を裏切ってしまった」と、涙をこぼした。

野球

×