横浜のスーパー1年生・度会、聖地デビュー打!6戦連続H、代打打率10割

スポーツ報知
9回2死、代打で登場し右前安打を放った横浜・度会

◆第100回全国高校野球選手権記念大会 第5日第1試合 ▽1回戦 横浜7―0愛知産大三河(9日・甲子園)

 東の横綱が貫禄の快勝発進だ。優勝候補の横浜(南神奈川)は、3番・斉藤大輝主将(3年)の2ランなど神奈川勢では春夏通じて初となるチーム1試合3本塁打の長打攻勢で、愛知産大三河(東愛知)を圧倒。2年ぶりの初戦突破を決めた。

 スーパー1年生が、代打で鮮やかな聖地デビューを飾った。横浜・度会隆輝は9回2死から打席に立ち、初球を右前に運んだ。「甲子園初打席だったので、楽しい思いだけで打席に立ちました。緊張とかはなく、楽しむ気持ちが結果につながったんだと思います」と強心臓ぶりをのぞかせた。

 父・博文さん(46)が元ヤクルト内野手ということで注目を集めるが、実力は本物だ。これで南神奈川大会3回戦から6試合、代打で6打席連続安打。驚異の勝負強さで打率10割をキープしている。すでにスター軍団の名門・横浜で切り札的立場を確立している背番号14は「出させてもらった打席は全部ヒットを打ってやるという気持ちです」と頼もしかった。

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