大阪桐蔭・西谷監督、歴代3位の51勝「まだまだ大監督の足元にも及ばないです」

スポーツ報知
応援団にあいさつに向かう大阪桐蔭・西谷監督

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第9日 ▽2回戦 大阪桐蔭10―4沖学園(13日・甲子園)

 大阪桐蔭の西谷監督が、横浜前監督の渡辺元智氏、帝京の前田三夫監督と肩を並べた。「まだまだ大監督の足元にも及ばないです」と謙遜したが、歴代3位タイの甲子園通算51勝目は、奇襲を横綱相撲ではね返した。

 指揮官は沖学園の先発を斉藤礼と読んだが、南福岡大会で2回1/3しか投げていない石橋幹だった。北大阪大会準々決勝の金光大阪戦、同準決勝の履正社戦に続いて、予想先発を外し「何ででしょうかね。当たらないですね」と苦笑し「想定と違う投手が来ても、打者がみんなで伝達し合って、修正した」と、選手の対応能力を褒めた。

 5回から斉藤に代わり、3―3の6回に2死走者なしからチャンスを作り、宮崎仁斗の適時内野安打と青地斗舞の2点タイムリーなどで4点を勝ち越した。「データにあった子が出てきた。データ班の子たちがすごく細かく(情報を)集めてくれた。データを最も活用しているのはウチだと思います」と、裏方への感謝も忘れなかった。(亮)

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