金足農・吉田が13奪三振完投勝ち 最終回に149キロ!

スポーツ報知
13奪三振の完投で16強入りした金足農・吉田(カメラ・渡辺 了文)

 ◆第100回全国高校野球選手権記念大会 第10日▽2回戦 金足農6―3大垣日大(14日・甲子園)

 金足農の150キロ右腕・吉田輝星(こうせい、3年)が、13三振を奪う力投で6安打3失点完投勝ち。2度のリードを追いつかれる接戦を制し、前回出場した07年に1回戦で惜敗(1●2)した大垣日大に雪辱。8強入りした95年以来、23年ぶりの16強入りを決めた。

 金足農は3―3の8回1死から5番・大友朝陽中堅手(3年)が、粘って12球目の直球を強振し、左翼席ポール際に勝ち越しソロ。9回には吉田が自らのバットで中前に適時打を放つなど、2点を加点し、逃げ切った。

 吉田は初回と9回に自己最速に1キロと迫る149キロをマーク。この日の試合前には、前日(13日)に大阪桐蔭・柿木蓮(3年)が151キロを計測したことに触れ「自分も負けていられない。いつも通りやれば、150キロも出せると思う」と話していた。1回戦の鹿児島実戦(14奪三振)に続く2試合連続2ケタ奪三振を記録した。

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