龍谷大平安・小寺、決勝点の押し出し死球に「悔いはない」

スポーツ報知
4失点で完投するも、1球に泣いた龍谷大平安のエース小寺智也

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第13日 ▽3回戦 日大三4―3龍谷大平安(17日・甲子園)

 龍谷大平安(京都)が日大三(西東京)に敗れ、17年ぶりの8強入りはならなかった。京都勢の春夏通算200勝も持ち越しとなった。3―3の8回2死満塁で、先発の小寺智也(3年)が日大三の金子凌三塁手(3年)に押し出し死球を与え、これが決勝点となった。

 金子との8球に及んだ勝負で笑顔を見せていた小寺は「スライダーのサインだったが、自信のある直球で押そうと思って力が入った。内角に投げることができるのが持ち味。投げる自信はあったが、自分が抑えなかったことが敗因。攻めた結果なので悔いはない」と、言葉を絞り出した。

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