横浜・万波中正、初安打も不発で終戦
スポーツ報知
◆第100回全国高校野球選手権記念大会第13日 ▽3回戦 金足農5―4横浜(17日・甲子園)
むなしくバットが空を切った。9回、先頭で打席に立った横浜・万波中正は、外角のボール球に手を出し、空振り三振に倒れた。東の横綱が、まさかの3回戦敗退。「自分がもっと打っていれば、一発を打っていれば、試合は変わったかもしれない」と責任を背負い込んだ。
初回に今大会10打席目で初安打を放つなど2安打したが、3試合通算では14打数2安打0打点5三振。南神奈川大会で2本塁打を含む打率5割4分2厘と打ちまくった高校通算40本塁打の主砲は本来の姿を取り戻せなかった。
今秋のドラフト候補。進路は明言しなかったが「これで野球が終わりではなくて、どんな形でも甲子園の舞台に立ちたい」。悔しさを晴らすのはプロしかない。