桑田真澄さん、金足農登場の準決勝で始球式…34年前にPL学園の2年生として対決

スポーツ報知
PL学園時代の桑田さん

 金足農が登場する20日の準決勝第1試合で「レジェンド始球式」を務めるのは、PL学園OBの桑田真澄さん(50)=スポーツ報知評論家=。金足農にとっては、初出場だった34年前の準決勝で敗れた因縁の相手だ。

 当時2年生だった桑田さんは、1―2の8回、左翼ポール際に逆転2ランを放った。長い年月を経て、再び金足農ナインと同じグラウンドに立つことになった桑田さんは「不思議な縁を感じますね。当日が楽しみです」と話した。

 当時の捕手・長谷川寿さん(51)がこの日、アルプス席で観戦。「(当時はPL学園と)当たりたくなかったけど、僕がくじを引いてしまい…。桑田さんが始球式で、打者が金足農業。そんなシチュエーション見たいよね」と“共演”に胸を躍らせた。

 【VTR】夏の甲子園初出場の金足農はエース・水沢の力投もあり、広島商などを破って4強進出。準決勝では桑田真澄、清原和博(ともに2年)を擁するPL学園と激突した。8回表まで2―1とリードしたがその裏、桑田が左翼ポール際に逆転2ラン。決勝進出はならなかった。決勝では取手二(茨城)がPL学園を8―4で撃破した。

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