金足農が初の決勝進出 剛腕・吉田、日大三の強力打線を9安打1失点「ここで終わりじゃない」

スポーツ報知
9回無死、代打の日大三・小沢を二ゴロに仕留め、吠える金足農・吉田(カメラ・渡辺 了文)

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第15日 ▽準決勝 金足農2―1日大三(20日・甲子園)

 準決勝第1試合で金足農が日大三を2―1で下して、初の決勝進出を決めた。

 秋田県勢の決勝進出は1915年の第1回大会の秋田中(現秋田)以来、103年ぶり。

 金足農はエース吉田輝星(3年)が5試合連続で先発登板し、9回を投げ9安打を許したが失点は8回の1点のみ。三振は7と連続での2ケタ奪三振は4試合でストップしたが、5試合連続完投で決勝に導いた。

 春夏通じて東北勢の優勝はなく、吉田は「ここで終わりじゃない。秋田、東北全体の期待にこたえられるように頑張ります」と東北勢悲願の全国制覇への意気込みを示し、「最後まで笑っていられるようにしたい」と笑顔で語った。

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