夏の高校野球、100回記念大会で史上最速の開門
スポーツ報知
◆第100回全国高校野球選手権記念大会 最終日(21日・甲子園) ▽決勝 金足農―大阪桐蔭
第100回夏の甲子園は21日、決勝戦が始まった。初優勝を目指す金足農(秋田)と、史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)が対戦。
早朝から、甲子園球場の入口には観客の長蛇の列。日本高野連は、開門時間を予定の11時から4時間半早めて6時半とした。日本高野連の竹中雅彦事務局長は「雑踏をなくすため、日が出ていたので暑さも考慮して安全面から開門時間を早めました」と説明。「ここまで早いのは記憶にない。前代未聞です」と驚きを隠せなかった。
“佑ちゃんフィーバー”に湧いた06年の早実・駒大苫小牧の決勝戦で70分、史上初の春夏連覇を目指した興南の決勝戦でも85分の前倒しだっただけに、今回の270分は異例中の異例。
大会15日目までの総入場者数は97万人で、すでに史上最高を更新。100万人超えは確実とみられ、竹中事務局長は「100回大会で、記録にも記憶にも残る大会になると思います」と語った。