甲子園決勝速報 大阪桐蔭が初回に3点を先制! 石川が2点二塁打

スポーツ報知
1回2死二、三塁、大阪桐蔭・石川が右翼に2点適時二塁打を放つ

◆第100回全国高校野球選手権記念大会第16日 ▽決勝 金足農-大阪桐蔭(21日・甲子園)

 史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)と、東北勢初の甲子園優勝を目指す金足農(秋田)の決勝戦が午後2時6分にプレーボールがかかった。日本中が注目する頂上決戦を見ようと球場には多くの人が詰めかけ、試合開始の2時間45分前の午前11時15分には満員通知が出された。

 初回、大阪桐蔭の先発・柿木蓮投手(3年)は金足農の上位3人を3者凡退に斬った。3番に座る相手エース・吉田輝星(こうせい)投手(3年)からは144キロの直球で見逃し三振を奪った。

 その裏、大阪桐蔭は四球と安打で無死一、二塁の好機をつくったが、3番・中川卓也三塁手(3年)、4番・藤原恭大中堅手(3年)が連続三振に倒れた。5番の根尾昂遊撃手(3年)のが四球で二死満塁とし、6番・石川瑞貴一塁手(3年)の打席の初球を吉田が暴投。思わぬ形で大阪桐蔭に先制点が舞い込んだ。その石川が6球目を右中間に運ぶ2点二塁打。スコアボードに「3」を刻んだ。それでも吉田のある力のある投球には、スタンドからもどよめきが起こった。

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