吉田輝星、別メニュー調整 壮行試合登板も回避 永田監督「配慮しないといけない」

スポーツ報知
練習終了後、肩を組んで笑顔を見せるU18日本代表の(左から)根尾、吉田、藤原(カメラ・酒井 悠一)

 第12回U18アジア野球選手権大会(9月3日開幕・宮崎)に出場する高校日本代表の合宿が25日、都内近郊でスタート。第100回全国高校野球選手権記念大会で準優勝した金足農の150キロ右腕・吉田輝星(こうせい)投手(3年)は、永田裕治監督(54)から完全ノースロー指令を受けた。

 輝星は、秋田大会の初戦から甲子園の準決勝まで10試合連続完投。決勝を含めて1517球を投げ抜いてから、この日でまだ4日目。同監督は「あれだけ投げてますのでね。本人はやりたいと言ってましたけど『ダメや!』と」と明かした。28日の大学日本代表との壮行試合(神宮)の登板も回避する。同監督は「配慮しないといけない」と説明した。

 輝星は一人だけ別メニューでストレッチや体幹トレなどを行った。ボールは一切握らず「無理をせず、疲れを取ることにしました」と話した。甲子園の決勝で痛打を浴びた根尾と藤原については「打たれたので少し抵抗があったけど、話してみたらすごくいい人でした」と笑顔。「ネオ」「キョウタ」「ヨッシー」と呼び合うことも決まったという。(片岡 泰彦)

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