【U18】中川、藤原、根尾、アジアの頂点へ大阪桐蔭トリオが中軸

スポーツ報知
4番・藤原恭大

 第12回U18アジア選手権大会(9月3日開幕・宮崎)に出場する高校日本代表の合宿は26日、都内近郊のグラウンドでシート打撃などを行った。本番を想定した打順には、3番・中川卓也内野手、4番・藤原恭大外野手、5番・根尾昂内野手(いずれも3年)と大阪桐蔭トリオが中軸に座り、中川が右越えに“チーム第1号”を放った。

 中川は8回2死からの4打席目に右越えソロ。「しっかりとボールをたたこうと思った結果。木のバットの方が打ちやすいんです」。チームでは、昨冬から大会直前以外は木製バットで練習を積んでいることもあり、気持ちよく快音を響かせた。

 永田裕治監督(54)=報徳学園前監督=は「きょうの打順が基本線。私の頭の中では3、4、5番をこう組みたいなと思ってます」と、史上初2度目の甲子園春夏連覇を達成した大阪桐蔭のクリーンアップトリオにそのまま中軸を任せる構想を明かした。

 藤原が「全く一緒なのでやりやすさはあります」と言えば、根尾も「桐蔭の3、4、5で行けたらいいかなと思います」。夜に行われた結団式では、主将を務める中川が「日本一を争ったライバルが最高の仲間となって連覇を目指します」と決意表明。大阪桐蔭勢が中心となって、アジアNO1を狙う。(片岡 泰彦)

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