【U18】渡辺3回6K 山田&奥川と3人でノーヒットリレー

スポーツ報知
6回コールド勝ちで連勝となり、肩を組みガッツポーズする(左から)小園、野尻、渡辺(カメラ・岩下 翔太)

◆第12回U18アジア選手権大会1次ラウンドA組 日本15―0スリランカ=6回コールド=(4日・サンマリン宮崎)

 日本代表は、1次ラウンド(R)2戦目となったスリランカ戦は15―0で6回コールド勝利。2連勝でスーパーR進出を決めた。

 堂々とした表情でマウンドを降りた。今大会初先発を任された渡辺は、ラストイニングを3者連続三振で斬った。「追い込むまではストレートで、最後は変化球で三振を取る配球を意識していた」。3回無安打無失点6奪三振の好投で、チームに流れを呼び込んだ。

 イメトレが奏功した。昨秋からエンゼルス・大谷の投球フォームを参考にしてきた右腕は「いいイメージで試合に入りたかったので、午前中に大谷さんの動画を見てきた」。奪三振を量産するメジャーリーガーの姿を自身に重ね合わせ、好投につなげた。

 2回4Kの山田、1回3Kの奥川とつないでノーヒットノーランリレー。その先陣を切った190センチ、90キロの今秋ドラフト候補右腕は「ヒットを打たれず、三振も多く取れて良かった。これからもチームが勝つためのピッチングを心掛けて、自分のピッチングがしたい」。今後の起用法は未定だが、フル回転で連覇に貢献する。

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