高校野球日本代表 来年から夏の甲子園大会前に一部メンバー発表も

スポーツ報知
U18アジア選手権を終えて解散した日本代表

 来年の高校日本代表は、一部のメンバーを先行発表する計画があることが11日、分かった。

 日本は今回のU18アジア選手権(宮崎)で初の連覇を逃し、決勝にも進出できずに3位に終わった。8月21日のメンバー発表では、明徳義塾の市川悠太投手(3年)を除く17人を夏の甲子園出場校から選出した。実戦勘は問題がない一方で、甲子園で激闘を繰り広げたため、疲弊した選手もいた。

 今後に向けた対策として、関係者は「早い段階で10人ぐらいを選んで、残りを夏の甲子園が終わってから選ぶ」と、2段階選抜方式が議論されていることを明かした。この方法なら、地方大会で敗れた選手も、その後に国際大会が控えているため練習を継続し、モチベーションを維持することが可能になる。

 同関係者は「高校日本代表の露出が増えてきているので、出場する以上は世界一を目指さないといけない。世界一が絵に描いた餅にならないように、対策を考えないといけない」と、決勝進出を逃した反省を生かす方針を示した。

 また、歴代の高校日本代表監督と技術振興委員を集めて、高校日本代表の強化プランを議論することを検討していることも分かった。

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