大船渡・佐々木、15K1失点で3戦連続完投 センバツへ前進「甲子園へ行きたい」

2018年9月20日6時0分  スポーツ報知
  • 黒沢尻北戦で15奪三振完投勝利を挙げた大船渡・佐々木

 ◆高校野球秋季岩手県大会 ▽準々決勝 大船渡4―1黒沢尻北(19日・八幡平)

 来秋ドラフト1位候補右腕で、最速157キロを誇る大船渡の佐々木朗希(ろうき)投手(2年)が、3安打1失点(自責0)で3試合連続完投勝利。3回2死から7者連続を含む15奪三振で、チームを4強入りへ導いた。157キロをマークした1回戦から4日間で3登板と過密日程だったが「気迫で抑えようと思っていた」と振り返った。

 圧倒した。初回先頭の初球から、2球続けて150キロの表示。「スピード表示で相手にプレッシャーをかける事が出来る。自分としてはプラスにとらえたい」。この日の最速は、7回にマークした154キロ。直球にも球速差をつけて的を絞らせず、クイックも使ってタイミングを外した。今夏に使ったフォークを封印しながら、スライダーとチェンジアップを巧みに操り「ピンチでは三振を狙っていた」と胸を張った。

 キレのある快速球が自慢だが、投球は全てセットポジションから。胸元まで左足を高く上げ、ややクロスステップで投げ込む躍動感のあるフォームだ。189センチ、81キロと、まだ線は細いが、阪神・葛西スカウトは「将来は160キロ出そう。もっともっと良くなる素質を持っている」と評価した。

 22日の準決勝では盛岡大付と対戦する。上位3校が出場する東北大会(秋田)へ向け、負けられない戦いだ。右腕は「必ず倒して甲子園へ行きたい」と気合を入れ直した。来春センバツ出場を目指し、一戦必勝で戦い抜く。(青柳 明)

 ◆佐々木 朗希(ささき・ろうき)2001年11月3日、岩手・陸前高田市生まれ。16歳。小3で野球を始める。11年の東日本大震災で被災し、大船渡に移住。大船渡一中では軟式野球部に所属。大船渡では1年夏からベンチ入り、今秋から背番号1。189センチ、81キロ。右投右打。家族は母と兄、弟。

高校野球
注目トピック