富山第一の4番・辻井が公式戦1号含む4の4、5打点

スポーツ報知
5回先頭で右越え本塁打を放った富山第一の4番・辻井

◆秋季高校野球富山県大会 ▽準決勝 富山第一12―2高岡第一=6回コールド=(23日・県営富山)

 準決勝2試合が行われ、富山第一が2年ぶり12度目の秋季北信越大会出場(新潟、10月13日開幕)を決めた。12―2の6回コールドで高岡第一に大勝した。決勝は25日13時、3位決定戦は同9時から県営富山野球場で行われる。

 今夏準Vの富山第一が、大勝で北信越大会出場を決めた。1―2の2回、打者9人で5安打5得点の猛攻を見せ、高岡第一のエース左腕・木村太哉(2年)をKO。6回でともに毎回の16安打、12得点と打線が爆発した。

 4番の辻井廉左翼手(2年)は、5回先頭で右翼へ高校通算2本目、公式戦初本塁打を放つなど4打数4安打5打点の大暴れ。「浜田に楽に投げさせてやりたかった」と、6回2失点のエース左腕・浜田陸(2年)を強力に援護した。

 新チームの主砲を務めるが、夏は背番号をもらえず、高岡商に敗れた決勝もスタンドで応援していた。「ベンチ外で悔しい思いだった」と辻井。25日の決勝は高岡商と対戦する。「先輩たちの思いも晴らせるようにしたい。自分のスイングで4番の仕事をする」。リベンジを果たし、富山1位として、春のセンバツ初出場につながる北信越大会に臨む。(竹内 竜也)

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