大阪桐蔭・根尾 決勝2ラン&自己最速タイ150キロ 下関国際に完封勝ちで8冠に王手

スポーツ報知
2回に中堅左へ先制2ランを放った大阪桐蔭・根尾

◆福井国体 ▽1回戦 大阪桐蔭2―0下関国際(1日・福井県営球場)

 史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭が下関国際を破り、8冠に王手を懸けた。今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(3年)が2回に中堅左へ推定135メートルの特大先制2ラン。投げても先発で初回と4回に自己最速タイの150キロをマークするなど、5回を投げて3安打無失点に抑えた。6回から登板した2番手の柿木蓮(3年)も4回2安打無失点に封じて完封リレーを飾った。

 福井国体の高校野球(硬式)は降雨によるグラウンドコンディション不良のため日程が再変更。1日が2試合になったことから、準決勝と決勝を実施しないことが決まった。順調に試合を消化すれば、4強入りした4校が1位扱いとなる。

 大阪桐蔭は春秋の甲子園大会のほか、昨秋と今春の大阪府大会と近畿大会、今夏の北大阪大会で優勝し、松坂大輔(横浜)を擁した1998年の横浜に次ぐ8冠を目指している。

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