今夏の甲子園で1試合2本塁打の近江・北村がプロ志望届を提出せず 中大進学へ

スポーツ報知

◆福井国体 ▽1回戦 近江6―4高知商(2日・福井県営球場)

 今夏の甲子園で8強入りした近江(滋賀)が、同16強の高知商に逆転勝ちし、2回戦に進出した。今夏に甲子園の智弁和歌山戦で2本塁打を放った北村恵吾内野手(3年)が試合後、プロ志望届を提出しないと明かした。中大へ進学する見込み。

 高校通算44本塁打の北村は「自分の夢は、プロ野球に入ることではなくて、プロ野球の世界で活躍することだった。高卒で行くよりも、レベルが高い大学に行って4年間、一から鍛え直して、ドラフトにかかればうれしい」と、決断した経緯を明かした。

 兄から「高卒でプロに行って、1軍で活躍できるのか?」と言葉をかけられ、自問自答した。「自信がないなかで(プロへ)行っても大成しない。プロに行くなら活躍したい思いが強い。木のバットにも慣れて、大学ジャパンに選ばれて、ドラフトにかかるのが理想」と、目標を掲げた。

野球

×