大阪桐蔭が8冠 ドラフト1位候補の根尾が有終のV打 2018年は公式戦無敗の29連勝

スポーツ報知
4回、先制の適時二塁打を放つ大阪桐蔭・根尾

◆福井国体 ▽2回戦 大阪桐蔭5―3済美(3日・福井県営球場)

 今夏の甲子園準決勝の再戦は、大阪桐蔭が先発野手全員の12安打で済美(愛媛)を破った。4回1死から、藤原恭大外野手が左前安打、根尾昂内野手(ともに3年)が適時二塁打を放ち、今秋ドラフト1位候補コンビで先制点を奪った。

 7回は宮崎仁斗左翼手の2点二塁打と青地斗舞右翼手の適時三塁打で3点を加えた。8回は山田健太二塁手(いずれも3年)の左犠飛で加点した。

 大阪桐蔭は、昨秋の明治神宮大会は準決勝で敗退したが、今年は公式戦無敗の29連勝。春夏の甲子園大会、昨秋と今春の大阪府大会と近畿大会、今夏の北大阪大会と合わせて、松坂大輔(現中日)を擁した1998年横浜に次ぐ8冠に輝いた。

 国体の高校野球硬式は準決勝以降が打ち切りになるため、4強に進出した4校が1位扱いとなる。

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