星稜、侍完封リレーでコールド発進

2018年10月14日6時55分  スポーツ報知
  • 先発して4回無失点と好投した星稜・奥川(左)と、2番手で登板し2回無安打無失点に抑えた荻原(中)、7回に登板して無失点リレーを締めくくった寺西

 ◆高校野球北信越大会第1日 ▽第1回戦 星稜9-0関根学園=7回コールド=(13日、ハードオフエコスタジアム新潟)

 開幕し、1回戦8試合が行われた。3季連続甲子園出場を目指す星稜(石川1位)は、U18日本代表右腕・奥川恭伸(2年)と、昨秋にU15日本代表で活躍した荻原吟哉、寺西成騎の両1年生右腕の継投で無失点に抑え、関根学園(新潟3位)を9―0の7回コールドで下した。遊学館(石川2位)は4番・佐藤拓実一塁手(2年)が4回に右越え場外2ランを放ち、8―1の7回コールドで新潟南(新潟2位)に勝利した。

 星稜が“侍ジャパン・リレー”で好発進した。先発したU18代表の奥川は、連投も見据えて「7、8割の力で、有利なカウントにして組み立てようと思った」と球数を意識した投球術で、4回37球、3安打無失点に抑える貫禄の投球。「初戦をゼロで抑えられたのは大きい。まだまだ状態は上がる」と手応えを口にした。

 5回以降は、U15代表として昨秋のアジア選手権を制した1年生コンビがマウンドを継いだ。2番手の荻原は、5、6回を無安打無四球でピシャリ。春の北信越、夏の県大会では優勝に貢献したが、甲子園メンバーから外れた。「夏は悔しい思いをした。自分のできることを最大限やって、センバツでは躍動したい」。これまで公式戦6試合14イニングを投げ、いまだ無失点と抜群の安定感を誇る。

 豪華リレーの最後を締めくくったのは、U15代表でもクローザーを務めた寺西だ。「代表でも抑えをやって、向いているかなと思った。1回なので思い切り投げられる。前の投手が抑えたら、負けられないという気持ちになる」。甲子園では自己最速の143キロを記録。来春センバツでは「まず145キロ」を狙う。

 “勝利の方程式”がある。林和成監督(43)は「どんな相手でも打線が5点以上取って、投手陣が3点以内に抑える」ことをチームに課している。奥川も「そこを達成して完全優勝できれば」と話した。秋の県大会準々決勝で石川県内公式戦連続無失点記録は63イニングで途絶えた。だが、再び星稜投手陣は力を発揮し、ここまで公式戦(県外含む)では23イニング連続無失点とした。荻原は「ここからまた無失点記録を作っていきたい」と言明した。(勝田 成紀)

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