前橋育英、秋季関東大会開幕戦で作新学院に辛勝

スポーツ報知
回無死0―0、右越え先制ソロを放った前橋育英の剣持京右二塁手はホームインしガッツポーズ

◆高校野球秋季関東大会 ▽1回戦 前橋育英1―0作新学院(20日・山日YBS球場)

 来春の第91回センバツ高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決めるための重要な参考資料となる、秋季関東大会が開幕。第1試合で前橋育英(群馬1位)と作新学院(栃木2位)が対戦し、1―0で前橋育英が勝った。

 6回、前橋育英の先頭打者、剣持京右(きょうすけ)二塁手(2年)が右越え先制ソロを放ち、これが決勝点となった。投げてはエース右腕の梶塚彪雅(ひょうが、2年)が制球よく低めに変化球を集め、4つの併殺に切って取る好投。7回には先頭打者からピッチャー返しを股間付近に受け、治療のため担架で運ばれる場面もあったが、約5分の中断後にマウンドに戻り、完封勝利を挙げた。

 「打ったのは内角の直球。フルカウントで追い込まれていたので、力負けしないように短く持って打ちました」と、高校通算6号で公式戦4号を放った剣持は笑顔。梶塚は「ひねる動作が痛かったけど、投げている時は痛みを忘れることができました」と頼もしく語った。

 勝てば2大会ぶりのセンバツが決定的となる準々決勝(22日)では、中央学院(千葉1位)―山梨学院(山梨2位)の勝者と対戦する。

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