履正社が7回コールド プロ注目の井上が満塁弾 近畿大会

スポーツ報知
3回2死、左越えに満塁本塁打を放つ履正社・井上

◆秋季近畿大会 ▽1回戦 履正社11―2南部=7回コールド=(20日・ほっともっとフィールド神戸)

 来春の第91回センバツ高校野球大会(3月23日から12日間・甲子園)の出場校を決めるための重要な参考資料となる秋季近畿大会で、履正社(大阪1位)が南部(和歌山3位)に17安打11得点で7回コールド勝ちし、2年ぶりのセンバツ出場に前進した。

 1―2の3回、野口海音捕手(2年)の左前適時打で追いつくと、池田凜二塁手(1年)の右越え3ランで勝ち越した。プロ注目で4番の井上広大右翼手(2年)が左越えに満塁本塁打を放ち、打者12人で9得点を奪った。

 高校では初のグランドスラムとなった井上は「芯に当たって、感触は完璧だった。1球で仕留められたのが良かった。ソロ、2ラン、3ランより(ダイヤモンドを)回っているときは気持ち良かった」と、高校通算23号の喜びをかみしめた。

 エース左腕の清水大成投手(2年)は最速145キロをマークするなど、7回を2失点に抑えた。

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